MENU

“働くママ”と“子どもの心”

目次

はじめに|仕事と子育て、両立の壁にぶつかって

「子どもとの時間は大切」
そうわかっていても、経済的に働かざるを得ない現実があります。

私も同じでした。
フルタイムで働くことに抵抗があったものの、家庭のことを考えて挑戦することに。
でもその結果、思いがけない形で子どもの心に影響が出てしまったのです。

子どもの変化に気づいた日々

当時、幼稚園の送り迎えは私ではなくおばあちゃんにお願いしていました。
はじめは「これも必要な時期」と割り切っていました。

けれど、だんだん子どもの笑顔が減り、
幼稚園に行くのを嫌がるようになってきたのです。

その変化は、心のどこかで感じていた「違和感」をはっきりさせました。
「この子にはもっとママとの時間が必要なのかもしれない」と。

決断とその後の変化

たくさん悩みました。
「このまま仕事を続けるべきか?」
「辞めてしまったら生活はどうなるか?」
でも私は決断しました。パートタイムに切り替えよう、と。

勤務時間を調整し、子どものお迎えに行けるようにしました。
すると――子どもが劇的に明るくなったのです。

笑顔が戻り、幼稚園にもすすんで行けるように。
その姿を見て、心からこう思いました。
「子どもにとって、ママとの時間が“安心”だったんだ」と。

正解なんてない。家庭によってちがうもの。

「子どもといる時間=愛情」ではありません。
長い時間一緒にいても気持ちが向いていなければ、子どもは安心できません。

逆に、短い時間でもぎゅっと向き合えれば、それは大きな愛になります。

大切なのは、「その子にとって、どんな時間が必要か?」を見極めること。
わが家の場合は「ママとの時間」が必要なタイプの子どもでした。
でも、それはすべての家庭に当てはまるわけではありません。

おわりに

「もっと子どもといたほうがいいのかな…」
「でも、働かなきゃ生活が…」

そんな風に悩んでいるママへ。
あなたは、ちゃんとがんばっています。
そして、きっと子どもはその姿を見ています。

子どもとの時間に悩んだときは、ほんの少し立ち止まって、
「この子に今、何が必要か?」
その視点で考えてみてください。

わが家の経験が、あなたのヒントになりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次